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2025年5月10日 FCR-86BRZⅠ(N1)クラス Rd2

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車検を待つ列

5月10日に、富士チャンピオンレース第2戦が行われました。車検を待つ列午前9時から予選、午後1時から決勝の予定でしたが、天気予報は前回同様ずっと雨の予報でした。前回はクラッシュで決勝出場できませんでしたが、雨はN1車両にとってはレインタイヤの使用により、チューニングカーカテゴリーよりも有利な立場、うれしいような心配なような天気です。車の修理は終わり、4月終わりに走行チェックも終わっています。予選は9時から、コースイン2分前にピットから出ましたが、ピットの並び順でやはり先頭のほうには出られませんでした。前回予選でほとんど走れなかったので、やはりこの車での雨の全開走行は初。慎重に走り始めました。前回予選タイムを参考に2分15秒程度を目標にしていましたが、なかなかクリアラップが取れず、7周目に2分13秒台が出ましたが、まだタイヤ的に行ける感じでした。その時点で残り3分少し、前走車がありひとまずそのまま走りましたが、ずっと詰まっていて思うように走れません。その周のタイムは捨てることに決断したのが遅かったのですが、最終コーナー立ち上がりでスロー走行として前走車との距離を数百メートル取り、そこからスタートラインまでなるべく加速して最後の周回、ヘアピンのあたりで前走車に追いついてしまいましたが、最後の最後に2分11秒817となりクラス1位、総合3位のタイムでした。クリアであればトップタイムも行けたかもしれませんが、うまくクリアをとるのも実力のうち。決勝は3番グリットからの出走です予報と違い、11時ころから雨がほとんど降らない天気になり、決勝のタイヤの選択が難しくなりました。間に2レースあったため、路面が乾き始めているところもありました。その後も微妙な小雨。チューニングカークラスはタイヤの変更が不可ですが、N1クラスはレインタイヤで行くのか、スリックタイヤで行くのかの選択です。スリックタイヤコースイン直前はまだ路面がぬれていたため、他のN1カテゴリーのチームはレインタイヤを選択しました。レインタイヤではおそらく数周で路面が乾き、そのあとはかなりタイヤが厳しくなると判断し、総合順位を上げることを目標に我々はスリックタイヤを選択しました。新品のスリックで皮むきもしていないまっさらのタイヤ、タイヤが温まるまでは我慢の走行が予想されます。コースイン時になるべく皮むきと熱入れをおこないましたが、そのあとグリッドにつき、フォーメーションラップ開始。スタートは悪くはありませんでしたが、やはりシフトチェンジ時にタイヤが空転し、1コーナーでブレーキング勝負でチューニングカークラスの車に抜かれ4番手に。コースから飛び出さないように注意しながら走りましたが、シケインでさらに1台にパスされ5番手、最終コ-ナー立ち上がりで1台にパスされ6番手となりました。路面は乾いてきましたが、太陽が出ないため、路面温度は低めでなかなかタイヤにグリップが上がらず、2周目のAコーナーで1台にパスされ総合7番になりました。抜かれたのはいずれもチューニングカークラスの車でしたが、何とかそのままついていきました。3周くらいから少しタイヤが温まってきたため追い上げを始めました。レインタイヤを選択した他のN1チームは次第に後方視界から消 えていきました。タイヤがかなりタレてきてかなりき つい状況になっていると考えられました。ウェイティングルーム5周目くらいにはストレートで前走車が見えないくらい離れていましたが、8周目には追いつきましたが、結局抜かすことができず、クラス1位ではありましたが、総合7位でレースを終えました。表彰台室内の写真は表彰台で表彰される選手のウェイティングルーム内の様子の写真とトロフィー授与後の写真です。